こんにちは!
現役板さんのゆうきです!
本日は脳梗塞の原因と予防法を書いていきます。
日本の死因別死亡率のうち脳血管疾患は全体の9%を占め、全死因のかなり上位にあがっています。
この脳血管疾患で亡くなった方のうち、脳梗塞で亡くなった割合は約58%にも上ります。
男性有名人では、長嶋茂雄さん、石原慎太郎さん、西城秀樹さん、女性では磯野貴理子さん、大山のぶ代さんなんかが、脳梗塞になった芸能人としては、記憶に新しいですね。
男女比で見ると、女性の方がなりやすく、亡くなってしまう割合も多いというデータが出ていますが、これは女性ホルモンの影響で、脳梗塞の前兆に気付きにくいというのが、一つの原因としてあげられるそうです。
女性は30代前半から、男性は20代後半から、最近は多くなっているそうなので、積極的な予防をしていきたいですね!
・脳梗塞とは?
では、脳梗塞が一体どんな病気なのか簡単に説明します。
脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり何かの原因で脳の血の流れが低下し脳組織が酸素欠乏や栄養不足に陥り、その状態がある程度続いた結果、その部位の脳組織が壊死してしまうことです。
この脳梗塞は、「アテローム血栓性脳梗塞」、「心原性脳梗塞栓症」、「ラクナ梗塞」の3つに分けられています。
1、 アテローム血栓性脳梗塞とは
太い血管の動脈硬化が、加齢・糖尿病・高血圧・脂質異常症・喫煙などにより起こり、その部位の血管が詰まってしまったり、血流が悪くなってきたり、さらに血栓がはがれ流れていきその先端の脳の血管の一部に詰まってしまう状態のこと。
2、 心原性脳梗塞栓症
心房細動、心臓弁膜症、心筋梗塞などで血栓ができそれが脳に流れて詰まった状態。
3、 ラクナ梗塞
加齢や高血圧が原因で脳の細い血管が詰まり小さな脳梗塞ができた状態の事。
・脳梗塞の症状の現れ方
脳梗塞の典型的な症状は、意識障害・片麻痺・感覚障害・言語障害・失語症などがあります。
ほかにも、複視や嚥下障害、ふらつきといった症状も現れます。
・治療方法
発症したばかりであれば、薬物療法が主体となります。
早期発見であれば亡くなってしまう方は10%以下。発作を起こした方であれば45%の方が社会復帰しています。
しかし、残りの方は寝たきりや車いす生活など後遺症が残ってしまいます。
・予防方法
脳梗塞の予防には普段の食生活の改善が必要になります。
中でも、糖尿病・脂質異常症・高血圧などに繋がりやすい食生活はとくに改善が必要です。
<悪い食品>
・コレステロールの多い食品
・インスタント食品・ジャンクフード
・塩分が多く含まれる食品
・菓子・清涼飲用水
など
<良い食品>
・抗酸化成分を多く含む食品
・食物繊維
・青魚
・カルシウム
など
脳梗塞の発症をおさえるには、普段の食生活の改善が重要になってきます。
毎日規則正しくバランスのとれた食事を考えるのはとても難しいと思います。
そんなときはサプリメントも使用し補っていくと日々の献立の負担は軽減されるのではないでしょうか?
もう一つ心がけていただきたいのが、こまめな水分補給です。
水分を摂取しなければ、血液中の水分が減り固まりやすくなるからです。
これらを普段の生活から常に意識し、予防していくことが重要になってきます。
板さんの脳梗塞予防レシピを紹介
『鯖と春キャベツのあっさり生姜煮』
(材料1人前)
・鯖 2分の1匹
・春キャベツ 4分の1
・占地 適量
・生姜 スライス3枚
調味料
・出汁(本出しで可) 80cc
・酒 80cc
・本みりん 20cc
・濃口しょうゆ 10cc
・薄口しょうゆ 10cc
①材料が用意出来たら、鯖をおろして、上身にし、霜降りをする。春キャベツは、大きめにカット、占地もフサを外さず大きめにおいとく。
②鍋に鯖、春キャベツ、占地、生姜スライスを並べ、上記の合わせ汁を加えて、火にかける。
③弱火でコトコトと煮て、ある程度煮汁が詰まってきたら、おたまで具材に汁をかけたりしながら、美味しそうな色がつくまで煮る。
大体15分〜20分が目安です。味見も忘れずにしましょう。
④いい感じに煮詰まったら、器に盛り付けて完成です!!
★鯖には不飽和脂肪酸がたくさん含まれており、コレステロールを下げたり、中性脂肪を減らしてくれたりする働きがあり、動脈硬化に非常に効果的です。
★春キャベツは、抗酸化力が非常に強いため(野菜随一)、血管の酸化を防ぎ、結果的に脳梗塞や、心筋梗塞を予防します。
ちなみに春キャベツは、普通のキャベツに比べビタミンC、カロテンの量が1、5〜3倍も高い超優れものです!
★生姜に含まれるショウガオールという、とても強い抗酸化成分が、脳内の抗酸化防御システムに働きかけ、脳梗塞だけでなく、認知症などの脳機能障害を予防することが、研究で分かっているそうです。
ぜひ試してみてください^^